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* 今日のニャンコ * Eriko's Diary

作曲家・編曲家・キーボーディスト【塚山エリコ】のBlog

前期卒業の時期

4年目に入った音楽学校で教える仕事の前期授業が終了する

来週には実技科の発表会があったりして
そのあとは、後期が始まるまですこし学校は休みに入る

いつも毎年、または2年ごとに生徒さんたちは卒業していく


昔、ヤマハで教えていた時と違って
この4年間で教えた生徒さんはとても短期間なのに多い


何度もプログには書くけど
自分は皆の役に立ったかな〜って振り返る

この学校には、いろいろな生徒さんが来る

若者もいれば、年配の方もいる

性格も違えば(特に若者)
私に要求して来ることも違うし
わたし側の教え方も、それぞれの生徒さんによって違う

レッスンは、ワンツーマンということもあり
それぞれの個性を生かしつつ
わたしのやり方でレッスンを受けしているのだけど

全て、うまくコミュニケーション取れるわけでも無いし、上手く伝えられない事柄も多い

ただ、私は音楽を教えるというのは
音楽そのものだけでなく

相手を知り
相手を認め
相手のために
私がやって来た
色んなことを伝授している気持ちもある

もしかしたは、そっちの方が割合的に、
気持ち的に多いかもしれない

何故ならば、
何故か私の生徒さんには
キーボードやピアノ科ではない
他の楽器科の生徒さんが割と多いからである

特にボーカル専攻の生徒さんが習いに来ることが多い

勿論、ピアノやアレンジを教えるんだけど
この、歌科の生徒さんたちが
かなり、割と面白い


やはり、生まれつき歌が歌える上手い人たちは
ちょっと、インスト科とは違った感性を持っていて
私からすると、とても興味深い

この子たちは、もしかすると
昨日のブログに書いたこととも関係するんだけど

歌うたいの人達は
やはり、かなり感性が高くて
敏感でエモーショナルであるような気がする

だから、ボーカル専攻の生徒さんとのやり取りは
私的にはかなり面白いのである

歌は、直接的な感情を1番伝えやすい
伝えることのできる、パートである

私も、もし生まれ変われて女に生まれたら
今度こそは歌手になりたい!と思ってるくらい
歌を歌える人が羨ましい


今日はね、その中の卒業する生徒くんから
「今日でレッスンは最後ですよね。僕、割とこういうの弱いんですよね。」と語ってくれた。


分かります?意味
凄くない?

20歳代前半の男の子ですよ。

このエモーショナルで、センシティブで
しかも正直なメッセージ

君はやっぱり歌い手だ!!
って、大きな声で感動を伝えましたよ

そして、未来への可能性を伝えました

こーゆー感性と感情を持っている子に
世の中に出て、活躍して欲しいと思いました


でも、
でもでもでも!

世の中は、このような繊細な心の持ち主を
排除してしまう可能性があります

もっと、今の世の中は
音楽界はね
大した才能もないのに
ズーズーしくて、人を押しのけて
目立ちたがりやで
調子の良い
よいしょの上手い奴らが
のし上がる仕組みになってる

自分の才能を知ってる子は
プライドを持ってるから
そんな簡単に世の中に迎合しない

それらの、本当に才能がある子達に
卒業の時に何を言ってあげられるかなっていつも考えるんです

そう
私に言えることはただひとつ

まだまだ、若い君達
しばらくは芽が出なくても
諦めないで〜

やり続けて〜

そして、いつか
誰に認められて世の中に出ることが
あるかもしれないってね


そして、いつでも何かあったら
私に連絡してね〜と言って見送ります


こんな、レッスン室でのコンパクトで小さな世界でのコミュニケーションかもしれないけど

私はそういう事を大切にしてるし
若者には、そういう事も教えて行きたいと思ってるからです

いつも、卒業シーズンになると
グッと来る別れがあるけど
彼らがいつまでも、音楽を続けてくれる事を
思いながら、そして私自身のことも
振り返ったりします

若者に感謝
すべての方との出会いに感謝

Good Luck!


 Diary

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